Entries
2011.10/24 [Mon]
リスク許容のスキル(2)
前回の「リスク許容のスキル」の続きということで、話を進めていきます。
今回は、トレードの核心に迫る部分に触れていると思うので、何度も読み返して頂けたらと思います。
今までエントリーしてからロスカットの位置を考えていた!というならば、今すぐ考えを改めるべきだと私は思います。
例えば、
ロスカット位置を考えているうちに損失が大きく膨らんでしまった!そんな事態に直面した時に、素早く冷静な判断が下せるでしょうか?大抵この時点で遅すぎるロスカットになっているはずです。
仮に急いでロスカットしたとして、その損失・失敗を冷静に受け止め、次のチャンスで躊躇なく冷静なエントリーが出来るでしょうか?
そして、その冷静なエントリーさえも あっけなく失敗に傾いた時、あなたは何も感じずにロスカットし、健全な曇りのない精神状態で明日を迎えることが出来るでしょうか?
もう一度このことを自問して頂きたいのです。
以上のことを真剣に自問して頂けたのならば、次に進みたいと思います・・・
よろしいでしょうか?^^
まず、利益を得るためのエントリーポイントを知るために費やしてきた知識を、エントリー前にロスカット位置を決める作業にも同時に応用して頂きたいのです。
アプローチは簡単な発想で行うことができます。
買うことで利益を得ようとしているのなら、逆にどの位置に来たら売りで利益を得たくなるのか?売りのチャンスに傾きそうなポイントはどこか?ということに思考を凝らせばよいのです。
そこまで明確なポイントまで待たなくとも、自分が描いたシナリオの要素が否定されるポイント、怪しくなるようなポイントをロスカットの位置に設定してもよいと思います。
自分で決めたエントリーポイントが明確である場合、エントリー後についてのロスカットもまた明確であるべきだと言いたいのです。(今回はタイトルの関係上、利食いポイントについては割愛しています。)
この位置でエントリーするとロスカットはこの位置か・・・随分遠いな!となればノーエントリーでよいでしょう。それでもトレンドは出ている・・・よし!枚数を減らしてでもリスクを取って勝負すると判断すればエントリーする ということになります。
そして決められた位置で決められたルールを遂行するだけです。
ここでまで読んで頂いた中で「恐怖」という強烈な印象に結びつくような理屈、雰囲気はあったでしょうか?
トレードとは即ち商いなので、損か?得か?は当然考えます。
しかし、トレードが成功するか?失敗するか?を躍起になって苦悩し、恐怖するようなアプローチは一切なかったはずです。
セオリーに沿ったポイントをいくつ含んでいるだろうか?リターンに対してリスクの許容範囲はどの位置にあるのか?という点についてのみ熟考することと、絶対に失敗できない決意のもとでの思考パターンとの微妙な違いに 是非とも気が付いて欲しいのです。
健全なセオリーのもとに、特定のパターンを繰り返し使用していく作業の中で、自分が決めた許容出来るリスクを判断し、そこで生じた損失を平静な精神で受け入れる修練を積んでいけば、「恐怖」という名の悪魔は、自らその身を引くはずである。
自分の中で明確なエントリー、明確なロスカットのプランが出来ていて、そのリスクとリターンのバランスを受け入れることが出来た中での取引は、「恐怖」という感情は「リスクの許容」という形に姿を変え、「納得」という平静な精神状態へと昇華していくことでしょう。
退場するまでに、このような修練を積み上げ、的確な戦略と、それを支える強靭な精神を身に付けることが出来た数少ない者が、「常勝トレーダー」となりうる資格を得るのである。
もし「恐怖」という感情が増幅してきたな(汗・・・と感じたならば「恐怖」とすり替わったものは何であったか?ということに立ち返って下さい。
「リスク許容」と「納得」というキーワードから今回の記事を読み返して頂けたら、「恐怖」が自然に無くなっていく状態に導けるかもしれません。
長くなりましたが、トレードを健全な精神状態で終えるための核心部分が含まれていると思いますので、何度も何度も読み返して「恐怖」という悩みを解決して頂くための足掛かりにして頂けることを、心より願っています。
今回の内容は「勝者への変革」の中で語られていた、何らかのきっかけ、恐怖に対して悪影響を受けなくなった変化 そのものに繋がっているいってよいでしょう!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
ブログランキングに参加しています。なにとぞ↓にてランキングアップにご協力よろしくお願いいたします。

にほんブログ村
今回は、トレードの核心に迫る部分に触れていると思うので、何度も読み返して頂けたらと思います。
今までエントリーしてからロスカットの位置を考えていた!というならば、今すぐ考えを改めるべきだと私は思います。
例えば、
ロスカット位置を考えているうちに損失が大きく膨らんでしまった!そんな事態に直面した時に、素早く冷静な判断が下せるでしょうか?大抵この時点で遅すぎるロスカットになっているはずです。
仮に急いでロスカットしたとして、その損失・失敗を冷静に受け止め、次のチャンスで躊躇なく冷静なエントリーが出来るでしょうか?
そして、その冷静なエントリーさえも あっけなく失敗に傾いた時、あなたは何も感じずにロスカットし、健全な曇りのない精神状態で明日を迎えることが出来るでしょうか?
もう一度このことを自問して頂きたいのです。
以上のことを真剣に自問して頂けたのならば、次に進みたいと思います・・・
よろしいでしょうか?^^
まず、利益を得るためのエントリーポイントを知るために費やしてきた知識を、エントリー前にロスカット位置を決める作業にも同時に応用して頂きたいのです。
アプローチは簡単な発想で行うことができます。
買うことで利益を得ようとしているのなら、逆にどの位置に来たら売りで利益を得たくなるのか?売りのチャンスに傾きそうなポイントはどこか?ということに思考を凝らせばよいのです。
そこまで明確なポイントまで待たなくとも、自分が描いたシナリオの要素が否定されるポイント、怪しくなるようなポイントをロスカットの位置に設定してもよいと思います。
自分で決めたエントリーポイントが明確である場合、エントリー後についてのロスカットもまた明確であるべきだと言いたいのです。(今回はタイトルの関係上、利食いポイントについては割愛しています。)
この位置でエントリーするとロスカットはこの位置か・・・随分遠いな!となればノーエントリーでよいでしょう。それでもトレンドは出ている・・・よし!枚数を減らしてでもリスクを取って勝負すると判断すればエントリーする ということになります。
そして決められた位置で決められたルールを遂行するだけです。
ここでまで読んで頂いた中で「恐怖」という強烈な印象に結びつくような理屈、雰囲気はあったでしょうか?
トレードとは即ち商いなので、損か?得か?は当然考えます。
しかし、トレードが成功するか?失敗するか?を躍起になって苦悩し、恐怖するようなアプローチは一切なかったはずです。
セオリーに沿ったポイントをいくつ含んでいるだろうか?リターンに対してリスクの許容範囲はどの位置にあるのか?という点についてのみ熟考することと、絶対に失敗できない決意のもとでの思考パターンとの微妙な違いに 是非とも気が付いて欲しいのです。
健全なセオリーのもとに、特定のパターンを繰り返し使用していく作業の中で、自分が決めた許容出来るリスクを判断し、そこで生じた損失を平静な精神で受け入れる修練を積んでいけば、「恐怖」という名の悪魔は、自らその身を引くはずである。
自分の中で明確なエントリー、明確なロスカットのプランが出来ていて、そのリスクとリターンのバランスを受け入れることが出来た中での取引は、「恐怖」という感情は「リスクの許容」という形に姿を変え、「納得」という平静な精神状態へと昇華していくことでしょう。
退場するまでに、このような修練を積み上げ、的確な戦略と、それを支える強靭な精神を身に付けることが出来た数少ない者が、「常勝トレーダー」となりうる資格を得るのである。
もし「恐怖」という感情が増幅してきたな(汗・・・と感じたならば「恐怖」とすり替わったものは何であったか?ということに立ち返って下さい。
「リスク許容」と「納得」というキーワードから今回の記事を読み返して頂けたら、「恐怖」が自然に無くなっていく状態に導けるかもしれません。
長くなりましたが、トレードを健全な精神状態で終えるための核心部分が含まれていると思いますので、何度も何度も読み返して「恐怖」という悩みを解決して頂くための足掛かりにして頂けることを、心より願っています。
今回の内容は「勝者への変革」の中で語られていた、何らかのきっかけ、恐怖に対して悪影響を受けなくなった変化 そのものに繋がっているいってよいでしょう!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
ブログランキングに参加しています。なにとぞ↓にてランキングアップにご協力よろしくお願いいたします。

にほんブログ村
Comment
Comment_form